#3 大腿部の痛み トライアスロン選手 50歳代 ケースレポート

トライアスロン選手として日常的にレースで出ている50代の方がトリートメントにいらっしゃいました。

大腿部がランニング着地時に違和感があり、痛みではないが全体的にしっくりこないのでどうにかならないかという相談でした。ランニングは自体重の3-5倍ほどの負荷がかかり、それをマラソンなら42.195キロ走るので4万歩ほど繰り返すので毎歩局所にストレスがかかる事は避けたいですよね。ニュースでのリスフラン関節症が話題になっていますが一部にストレスがかかり過ぎると人により様々な部分に痛みが伴ってくる事が多く見られます。

① (違和感、主訴)ランニング時の違和感。全体的にしっくりこず、パフォーマンスの低下があるが年齢が原因はとは思いたくない

② (検査、サイン)筋力テストをすると着地時に体重を支えたい中臀筋にうまく活動が観察されませんでした。考えられるのは大腿筋膜張筋、大腿四頭筋(外側広筋、大腿直筋)に強い過活動が見られました。

③トリートメントの方向性とトリートメント後
ケアとしておこなわなければならないのは、過活動をおこす筋肉を抑制させる事です。過活動を起こしている筋肉は敏感になっているためゆっくり行いたいです。特に筋肉の境目は筋肉発火の活動量が多い事が分かっているためその部分を狙っていきます。
過活動を起こしている筋肉が落ち着いてきたら、弱化している(反応を促したい)中臀筋の活動を上げていきます。階段を使ってランニング時のPhaseを確認するように確認していきます。(例えば着地時に反応が起きていても、膝の角度や股関節の角度が変わっていても体重をコントロールできているのかを確認しますので単に一つのポジションで反応が起きていれば良いという訳ではありません)

トリートメントやエクササイズの後にはスムーズに動けるように改善はされました。

④期待できる事
しかしトリートメント後に感覚が向上するのは良くありますが、「ランニングの時にこの感覚が維持できるのか」「初めの10キロ維持出来ててもその後の10キロも維持できるのか?」など次の課題が残りますので良い感覚が定着化(習慣になる)されるには時間がかかりますので、またしっくりこない違和感が出る事は想定内ですので同じ作業を繰りかえして良い感覚が継続できるようにセルフケアが重要になってきます。

正しい筋反応が出ていますか?

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