#15 中足骨骨折後のアスレティックリハビリテーション

ランニングなどの多いスポーツでは慢性的に骨折するパターンは比較的多く見られる症状です。疲労骨折などの慢性の怪我の原因はケア不足ですが一度骨がくっついて復帰するまでの間(リハビリ期と呼ばれる)でも様々な問題は出てきます。




骨折などの場合は数週間から数ヶ月骨の回復の為に固定しているので筋肉や神経系も動かない期間が長かったりします。その中でも動かしながら筋肉の萎縮を抑制したり腫れ(腫張)を減らしたりする事で最小限にする事は必要ですが動かさずに骨がくっつくのをジッと待っている人もいるかもしれません。




骨がくっついてから走り出した時にスピードや距離が長くなればしばらく動かしていなかった筋肉や関節への負担は必ず増大します。その為少しずつ負荷を上げながら復帰を目指しますがそれでもゆっくりやり過ぎると復帰までの時間が掛かり過ぎたり、早くやり過ぎると怪我に繋がるのでどのくらいのペースで負荷を上げていけば良いのかは近くのアスレティックトレーナーに聞いてアドバイスを貰うのが良いかと思います。




通常走る時には足首、膝関節、股関節でショック吸収するのでどこかが疲労が溜まりすぎて別の部位への負担が増大して痛みが出ることが頻繁に見られます。

実際にあった例だとふくらはぎ周囲の筋肉でショック吸収しきれずに足の指の裏への負荷がかかりすぎて痛くなるケースがありました。足の裏をケアしたところで元の原因である、「別の部位(この場合ふくらはぎ)のケア不足」が改善されない限りは足の裏の痛みは改善されません。




「痛みの原因」を知る為にはその人の状態を知って、関節(足、足首、膝、股関節などの連動性)が制限がない状態をチェックする事で解明できてきます。




このようにもしリハビリ期で負荷が上がりすぎてケア(回復)が追いついてこないと必ず二次的問題が出てきます。その時に近くにスポーツ傷害に精通したアスレティックトレーナーが近くにいる事で相談することができます。




安静することが回復する方法の最善ではないことも多かったりします。
一度ご相談ください。




赤坂・乃木坂エリアのスポーツ専門ケア
M3スポーツセラピー 高橋(アスレティックトレーナー)

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