#21 怪我をした時にやってはいけない5つの事

スポーツしていると怪我をすることはたくさんあると思います。そんな時にどう対処して良いのか迷ったことありませんか?

自分でもどう判断したら良いか分からずにいる方も多くいらっしゃると思います。

ここでは「どうしたら良くなっていくのか」のではなく「どうしたら悪化してしまうのか?」についてです。


1「お風呂に入る」

怪我をしたらアイシングをしなさいと頻繁に耳すると思いますが意外とわかっているようで分かっていない人が多いのが普段通りにお風呂に入ってしまうと事です。血流が良くなってしまう事で炎症が広がってしまい、腫れが増えてしまう事が予想されます。怪我をしてからは一般的には2-3日はシャワーで済ませるのが無難でしょう。

2 「痛い」動きを避けた逃避行動

怪我の度合いにもよりますが軽い捻挫や打撲程度の時にも痛みは伴いますが無意識のうちにかばってしまいます。右足を打撲してしまったら、左足に体重が乗ったりして痛みを避けようとしてしまいます。しかしこの痛みからかばう癖が脳に毎回インプットされてしまい脳に(怪我をしている側に負担がかかると)過度に「痛い」という情報がインプットされることになります。できるだけ怪我をする前のようにゆっくりで良いので動きましょう。
*骨折や極度の捻挫、脱臼の時には絶対に動かしてはいけませんので、打撲や軽度の捻挫の場合に限ります。


3 「痛い部分を心臓よりも下に起き続けること」

重力で腫脹が溜まってしまいますのでできるだけ心臓よりも高いところに挙げておくのが良いです。例えば足首を怪我してしまった時、学校の授業で長時間足を動かさなかったりすると腫れがどんどん溜まっていくかもしれません。授業中に足を机の上にあげるのは行儀が悪いのであまり良くないかもしれませんので休み時間に少しだけでも動かしましょう。家にいるときは寝転がって足を高く上げて起きましょう。


4「痛いから揉んでしまう」

痛い時には気になってしまうので触ってしまいがちです。痛いところを揉んでしまうとお風呂に入るのと同様に血流が良くなって悪化してしまう事があります。自分ではよく分からない時は揉まないようにしましょう。


5「安静」にし続ける事

安静は悪化することは防げるかもしれませんが、逆に動かさないことは筋肉を使わないということにもなります。怪我をしたところは最初は動かさない方が良いかもしれませんが、怪我をしていない部分は積極的に動かしましょう。

例えば足首の捻挫を怪我してしまっても指は動かす事ができます。指を動かすことで筋肉のポンプ作用でされている部分を楽にすることができるかもしれません。安静とは怪我をした部分を安静にするという意味で、怪我をしていない部分まで安静にし続けるのは避けたほうが良いかもしれません。


怪我の種類にもよって違いがありますのでぜひ専門家にお問い合わせください


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