腰痛は慢性の痛みの上位にランクされる多くの人が悩まされています。
年代別にすると30歳を越えると20%を越えて50歳になると30%に及びます。特に女性は50歳を越えると顕著に増加しているのが分かります。(写真参考)
しかし現在は子どもも腰痛に悩んでいるという記事を見ましたが、数十年前と比べて子どもの生活習慣も変化してスマホの使用時間の増加だけでなく運動不足も指摘されています。
様々な原因がある中で原因を1つに絞り込む事が出来ませんがここでは「動き」について述べていきます。
同じパターンの繰り返し
長時間の同じ姿勢、同じ運動の繰り返しは原因の1つです。長時間のデスクワークや座ってくつろぐ時間など長時間同じ姿勢だと間違いなく筋肉の収縮によるポンプ作用が減るため血流が悪くなるでしょう。
また運動しているから大丈夫かというとそうでもありません。
以前にありましたがアスレティックトレーナーとして担当していたラグビー選手はスクワットを重点に筋力強化を(自己流で)行っていましたが、スクワットで使う大腿部の筋肉が著しく発達していました。
毎日使う筋肉があれば自然と色々な動きをした時に普段鍛えている大腿部の筋肉に頼った動きになっていました。結果、運動効率が低下して腰に負担がかかるパターンになっていました。
自転車競技をするアスリートは脚は常にペダルを漕いでいるので血流自体がよいのですが常に同じパターンの繰り返しによって腰の痛みを訴える人は多くいます。
自分で意識的にコントロール出来る関節が多ければ多いほど様々な動きのパターンに対応する事が出来ます。
例えば切り返しの動きの時に股関節に制限があると腰や膝、足首で代償して各関節に負担が掛かります。股関節は大きな関節ですので可動域を大きく、力強く、素早く使いたい部分ですのでコントロール出来るかどうか非常に大事です。
色々なパターンで動けるようにトレーニングを自重から始めて徐々に負荷スピードを上げていきます。
M3 スポーツセラピー赤坂では個々の関節をコントロール出来るように様々な環境でトレーニングをしていきます。
腰の痛みは複雑で原因の可能性になるものは数多くありますから絞り切るのは難しいですが1つの要素としてお考え下さい。
怪我予防、疼痛・違和感緩和ならM3スポーツセラピー