#59 膝のサポーターって良いの?

膝に問題を抱える人は多いかと思います。


階段の登り降りが辛い、走る(歩く)と痛いなど問題が出るときは様々です。


膝というのは足首と股関節の間に挟まれている関節なので腰もしくは足首からの影響をとても受ける関節です。


膝に問題がある方は当然膝以外の関節から連鎖的に影響を受けて、問題につながっているの可能性もあるので適切に評価する必要があります。


もし慢性的に膝に違和感や問題がある方は体が患部を守るために周囲の筋肉は固まることによって動かないように防御反応が起きてきます。


圧迫するサポーターは良いのですか?
部活動などのスポーツをしていると膝を圧迫するためのサポーターをしてスポーツをする人がいます。


もしくは腫れ防止するためもしくは抑制するためにサポーターをしている人もいます。


結論で言えばサポーターをすることによって腫れが抑制されるもしくは痛みが緩和されるというのであればサポーターはしても良いかと思います。


 最終的には筋肉というナチュラルなサポーターで自分自身の体を守るので トレーニングをして鍛えていくのが最善かと思いますがどのようなものを選べばいいのかは専門家に尋ねてみてください。


膝の動きは細かく言ってしまうと膝は多少動きますが股関節や足首ほど大きく様々な方向へ動く関節ではありません。


膝をぐるぐる回すようなCMが見られますが膝自体はそんな大きな関節ではありませんので膝は動きを求めるには曲げたり伸ばしたりというのがメインの動きになります( 細くするとねじれが起きたり小さい関節が動いたりということはあります)


JOINT by JOINT approach と言って体の関節には動くべき関節と支えるべき安定性を求められる関節がありますが 膝は安定性を求められる関節のためその上と下足首や股関節がたくさん動けば膝関節は安定することができます。


反対に足首や股関節が動かないとその動きを補うために必要以上に膝が動き出しますため 不必要な筋収縮が大きい ショック吸収がしにくい状態になります


筋肉を中心とした軟部組織が収縮能力を失うと衝撃は小さな軟骨や組織に吸収され最終的に痛みに繋がってくる可能性が考えられます。


話を戻すと膝のサポーターをすること自体は 悪いことではありませんが圧迫が強すぎたりすると膝の動きが妨げられ悪影響も考えられる場合は慎重に選ぶ必要がでしょう。


膝にかかわらず足首が腫れる人もいらっしゃいますが足首のサポーターも同じで動けば動くほど 筋肉のポンプ作用でむくみは改善される傾向にありますがサポーターの圧迫が関節を抑えてしまうと筋肉のポンプ作用さえ使いづらい状況になるかもしれません

足首が浮腫み安い方が足首を圧迫するサポーターを巻いていたら劇的に改善して、「股関節の違和感が今週はなかった」という方がいました。

特に足首の踝(くるぶし)の周りとアキレス腱の周囲は浮腫み安い場所ですのでご自分でマッサージするようにおススメします。

膝や足首を圧迫するサポートも良い場合と悪い場合がありますので医師へお尋ねください


赤坂・乃木坂のアスレティックトレーナー M 3スポーツセラピー

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腸内細菌って凄く大事ですよね。