夏の暑さがそろそろ本格的になってます。
電車に入ったとたん冷房の効いた場所に移動すると血管は急激に短縮します
また暑いところへ出て、また冷たいところへ移動してを繰り返すと自律神経もくるってきますよね。
体調管理も徹底したい季節です。
熱中症というのは夏になると ニュースで 緊急搬送されたというニュースをたくさん聞くと思いませんか?
熱中症予防のために水をたくさん飲みなさいという言われて守っていたのにも関わらず熱中症になるのはおかしいと思いませんか?
「電解質を補いましょう」と言われていますが、 同時に大量の砂糖の摂りすぎにも注意が必要です
ちなみにWHOはベビーフードの過剰な糖分も警告しています。
https://dot.asahi.com/dot/2019071900018.html?page=2
人間の体温が上がると汗をかくことによって体温を下げようとする恒常性が働きますが、体内の中の 1パーセント2パーセントの水分が汗で抜けてるだけで運動機能は低下します
4%と5%になるだけで命の危険があるほど水分は人間にとってとても大切なものです
脱水症状とは?
脱水症状とは脳の方行った体温の調節機能ができなくなってしまい体温を下げることができなくなった状態を言います
特に日本の気候上ジメジメとした湿度がとても高いために汗がなかなか蒸発しにくい環境であることは間違いありませんが着替えをしたり、日陰で休む時間を増やしたり風通しの良い場所に移動することはとても大事なことです。
現在では少なくなりましたが高校野球学校での部活動で水を飲むなというような指導が行われなくなってきましたがホンの20年ほど前までは身近にある指導でした。
高温多湿によって脳の働きが狂ってしまうことはとても怖い事です。
水分補給はとても大切ですが市販のスポーツドリンクには大量の糖分が含まれていることを忘れないでください
糖分は人間が生きるためにはとても必要なものですが大量に摂りすぎると血液の中の糖分の量血糖値が向上します
特に砂糖は血糖値の上がりがとても早すぎるので水分補給をしようと思いスポーツドリンクを短時間に大量に飲むことによって血糖値が急上昇します
その後にまた運動をして スポーツドリンクを大量に飲むことによって一度下がりかけた血糖値がまだ急上昇します
テーマパークでジェットコースターに乗ってかなりの急行かな 坂を降りかけた後また登ってまた下がってその繰り返しになると耐えられますか?
ジェットコースターでも一度や二度でしたら耐えられるかと思いますがこれが夏の熱い40日間ほぼ毎日しかも短時間で繰り返されたら人間の機能が衰えてくるのは想像できるかと思います
もちろんジェットコースターと 大量の糖分の摂りすぎスポーツドリンクの摂り過ぎは違ったものかと思いますが 人間は急激な繰り返しの変化に耐えることができません
500ミリリットルの水の中に角砂糖が 8個入っていたりしたらとても甘くなるというのは誰でも想像ができるかと思います。
スポーツドリンクの粉は1日あたり100円もしないぐらいなので気軽に部活動の間農作業の間仕事中など飲んでも金額的には さほど大きな影響はないかもしれないので夏の間はスポーツドリンクに頼るという方は多いのではないでしょうか?
2時間も3時間も動いて大量のスポーツドリンクを飲んでいれば脳がうまく働くなります。
またとても暑いので大量の氷を入れたり冷蔵庫でキンキンに冷えた冷たい状態で飲むととてもおいしいような感じがしますが 冷たいものを大量に飲むということにも体の負担がかかります
「冷やして飲むのが悪いの?」
夏は暑いから水風呂に入るという人もいるかと思いますが 氷がたくさん入った水風呂に長時間入ることはできますか?
口から飲んだキンキンに冷えた4-5℃の飲み物が食道を通胃や小腸に駆け抜けます
体の中の体温は 36℃~37℃くらいなので急に冷たいものが入ってくると血管や細胞を傷つけます。
冬になると熱いお茶やコーヒーを飲むこともありますが60°70°近くの熱いお湯の中にはいったら一発で火傷します。
しかし食道は火傷の症状があまり現れません
これがとても怖いことで極度に冷たいものや極度に熱いものを飲んだ時には消化器官も炎症を起こすきっかけにもなってきます。
大量の糖分とキンキンに冷えた状態では体温調節機能が低下して当然です。
人間は汗をかくことで体温機能を一定に保ちますが 体調が悪くなってくるのも徐々に体調が悪くなってきます
もし急に35°の気温から60°の気温のところに一瞬にどうしたらその体温の急激な変化に何分耐えられるでしょうか?
何回耐えられるでしょうか?
こういった水分補給での 問題を回避するために常温の水もしくはそこに多少の塩を加えても良いかもしれません。こういった液体タイプのミネラル日常的に補給をオススメしています。
体を冷やすという言い方をしますが基本的には血液を増やすというように考えると脇の下や鼠径部もしくは頭に冷たいタオルを乗せる 風通しの良い場所で身体を冷やしましょう。
赤坂・乃木坂にアスレティックトレーナー
M3 スポーツセラピー