慢性的な怪我の多くは①何かをやりすぎることで起きたり(doing too much) ②その後にすぐに動き出したり(too little after too much) または③長時間動いた後に少ししか行わなかったり(too little after too long)
この3つが原因で怪我につながってきます。
つまり回復が①遅れること、②同じ運動をやりすぎること ③休みなく動き続けることこのようなことが怪我につながります。
例えばクライアントのランナーにも「普段ストレッチなどをやってるんだけどね」と言うように話す人がいますが運動量が多いので回復やリカバリーが必要なのは当然です。
少しストレッチやマッサージをしたところで毎日のトレーニングの疲労は取り除けないかもしれません。
毎日の回復不足が蓄積して体に局所なストレスがかかり続けた結果怪我につながってくるでしょう。
人間の体は取り替えることができません。生まれてから最後の日まで同じ手足、内臓と付き合っていかなければなりません。
「今日は足が疲れたから、足を変えて欲しい」って事は今の世の中ではありません。
車だって故障する前にメンテナンスするように人間の体も故障する前にメンテナンスは必ず必要になってきます。
若いうちはトレーニングを始めた初期段階では痛みや怪我を感じることが少ないですが歳をとってくると体が以前のように動かなくなるのは当然でその場合には回復する時間が若い時よりも長くなります。
こういった体の変化に合わせてトレーニングの量や回復の時間を多くとるなど少しずつ工夫して自分の体の環境の変化させる事で怪我は防ぐことが出来ます。
「弱肉強食」と言う言葉がありますが強者にあたる恐竜等は環境の変化に耐えられず絶滅していったと言われていますが逆に弱者と考えられた昆虫等は環境の変化に合わせて生き残ってきた結果現在もまだ生存を続けています
今年の夏はとても暑い猛暑日が何日間も続きましたが「20年前、30年前と比べると平均気温はかなり上がっているよね」って言う会話をクライアントと話しましたが、夏の甲子園で戦う球児はこの猛暑の中、長時間も野球をしなければいけない環境と言うのは昔にはありませんでした。
こういった環境の変化に気づかない30年前の選手たちが今指導者になって「今の選手は弱くなった」などと言うコメントをしたりしますが、今と昔は環境が変わっています。
35度を超えるような猛暑日が連日続くような事はありませんでした。
環境によって練習方法も変化していかないと怪我や事故につながってくることが考えられます。
気温が上がってきた下においてトレーニング方法や競技の進め方が異なるのは1つの例ですが人間の体は年齢に応じてまたはその日の体調に応じて日々変化していますので環境の変化に合わせるようにトレーニングや回復トリートメントの時間も十分にとっていきたいです。
毎日当たり前のように運動が楽しめるのは健康があってからの事ですので栄養や睡眠など基本的なところは生活習慣を整えることで体調の変化を体調が悪くなるのを防ぐことができます。
現在体内時計についての書籍を多数読んでいます。
睡眠時間が短くなったりすると体内時計が狂いやすくなっているそうです
体内時計と言うのは目を作って60秒間風いた時に60秒間菊池仮にストップウォッチを止めることができますか57秒8分3秒でストップウォッチを止めてしまうとこれは体内時計の狂いに繋がってきます。
体内時計
①1分の体内時計
②1時間の体内時計
③1日の体内時計
④1週間の体内時計
⑤28日周期の体内時計
⑥四季(季節)の体内時計
⑦1年間の体内時計
都内は夜中でも明るく、夏休みに田舎に帰った時に真っ暗になってキレイな星空を見ました。
人間は暗くなってくることによってメラトニンと言うホルモンを分泌してやがて眠れなくなってくるような体内時計になっています。
このメラトニンのホルモンは朝起きてから約12時間から14時間後に分泌されるような体内時計になっていますが夜遅く寝て朝遅く起きるような昼夜逆転のような生活が続いていると体内時計が狂いホルモンの分泌も変わってきます。
メラトニンは抗酸化作用がとても強いと言われていますので規則正しい生活をすることによって若さを保つ1つの要因になるために神々しい光の中で夜過ごすのは人間にとって体内時計が狂う要因になります
周りの環境の変化と言うのは人間の体内時計を狂わせていきやがて体調にも影響を及ぼしてくるようになります。冒頭にもあげた通り「やり過ぎ」「やるなさ過ぎ」「休みなく行う」と言うのはやはり偏った生活になってくるので体内格差が出来て怪我や体調不良にもつながってくるでしょう
M3スポーツセラピーはライフスタイルを変えることで毎日の健康や運動を当たり前のように楽しんで欲しいと考えたライフスタイルを変える提案も行っています
赤坂・乃木坂のアスレチックトレーナー M3スポーツセラピー