ジャーナル・オブ・スポーツメディシン(Journal of SportsでMedicine)は 9-11歳の野球少年237人に対して1年間肩や肘のストレッチやエクササイズをさせることでボールスピードなどパフォーマンスが上がるだけでなく、怪我の予防もできたという研究を発表しました。
「どのストレッチをしたらいいですか」
「 どんなエクササイズをしたら効果が出ますか」 などと質問を受けます。
1日、3日または一週間程度続けただけで習慣化されなければ全く意味がないのはご存知だと思いますが誰にでもこのエクササイズをやっておけば大丈夫という魔法のようなものは残念ですが存在しません。
例えば一つの筋肉が強すぎると必ず人間の中には反対の作用をする筋肉があります。
伸びる筋肉があれば縮む筋肉があるということでどちらの筋肉も人間の生活にとっては必要な筋肉です
二つの筋肉でバランスを取り合っていますので反対の作用する筋肉はバランスが取れていないといけません
ひとつの筋肉を鍛えれば反対側の筋肉も必ず鍛える必要があります。バランスが悪い時は片方を伸ばしたら反対の筋肉は鍛えないとバランスが取れませんよね。
完璧なコンディショニングをすることは専門家がいなければなかなか難しいですが一定の完璧なコンディショニングをする事は専門家がいなければなかなか難しいですが、怪我予防のために一定のエクササイズ・プログラムを習慣化させることで効果が出るということは特に小学生や中学生にとっては必要なことだと思います
私自身幼少期から野球をやっていましたが自分の体のケアということに目を向け始めたのは高校生の時に怪我をしてからでした。
毎日の体のケアが スポーツのパフォーマンスに直結するとは思いませんでした。
セッションの中で アドバイスしたエクササイズは必要なエクササイズなので必ず継続して欲しいと思います。
Jun Sakata, MS, RPT, JSPO-AT*, Emi Nakamura, MS, RPT, JSPO-AT, Tatsuhiro Suzuki, RPT, “Throwing Injuries in Youth Baseball Players: Can a Prevention Program Help? A Randomized Controlled Trial”, Am J Sports Med. 2019 Sep;47(11):2709-2716.