#16 柔軟性があればあるほど良いの?メリット、デメリット

一般的に「身体が硬い、柔らかい」と言いますが全ての関節が柔らかいのは良いことなのでしょうか?

関節が硬いと言うことは同時に関節が安定性しています。関節周囲の筋肉や軟部組織が動かないので当然です。

関節が軟らかいというのは関節が不安定になります。関節が自由な動くということなので軟部組織による制限が少ないからです

関節が軟らかい場合は関節が不安定になるために脱臼しやすい状態になるため軟らかいのが良いかと言われたらそうでもありません。

「ちょうど良い程度」=硬すぎず、柔らか過ぎずが一番良い状態になります。

しかし、競技によって一般生活を送る以上の可動域が必要だったりします。

生活に必要以上な可動域が必要なバレエや新体操、フィギュアスケートなどのスポーツは関節が不安定になる分「筋肉による安定性」が求められます。

ヨガも同じです。

つまり、関節が動くことは良いことですがその分動く範囲が広くなるので筋肉や神経系でコントロール出来る能力が必要なので関節をコントロールするためのトレーニングが必要になります。

この関節を安定させるトレーニングを怠ると筋肉の持久力のキャパシティにより(疲労が蓄積されると)痛みに繋がります。

一般的に慢性の痛みがある人は、「関節が安定性できずにコントロール出来ない状態」は非常に多くおられます。

必要な事は、全ての関節をコントロールすることができて
①過度に動きすぎる関節を減らすこと
②過度に動かさなすぎる関節を減らすこと

ということになります。

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