プランクを体幹トレーニングでしている人は非常に多くいます。
ダイエットのためにする人もいれば、姿勢改善の為にやる人も見かけます。姿勢改善の為の体幹トレーニング=プランクという感じで代名詞みたいなトレーニングになっていますが形だけトレーニングになっている人も良く目にします。
本当に体幹トレーニングになっているでしょうか?
体幹トレーニングとは姿勢矯正する為に、良い姿勢を維持する為のトレーニングというのは納得できるかと思います。いわゆる「良い姿勢」というのは立ったとき、座った時の姿勢を思い浮かべますがそれは静止の状態ですが一日中ずっと固めているわけには行かないですよね。難しい専門的な事ではなくシンプルに考えてみましょう。
体幹トレーニングとは?
目的は姿勢のコントロールなので静止の時も動いている時も姿勢を安定出来るようにするのが本来に体幹トレーニングの役割になるでしょう。
プランクのイメージは固めるので安定する=固めると勘違いしてしまいがちです。
筋肉は伸び縮みしながら動作を作りますのでその度に身体の重心が移動します。
移動しても重心をコントロールする事こそが体幹トレーニングになるでしょう。
プランクをしている時に太ももが辛いんですという人がいました。
それは体重を太ももの筋肉で支えているという事になるので、太ももの筋肉を使う癖があるという事です。
そのままトレーニングを続ければ「太ももを使って体重を支える能力」が鍛えられてしまい本来の体幹トレーニングの意味からはわかってしまいます。
その場合は太ももの筋肉を使う癖を治してから行うと同じトレーニングをしても別の筋肉が刺激されるので別のトレーニングなります。
プランクをする時に腰から重力で前方に押されるのを支えるトレーニングになるので腹部で重力を支えているかがとても大事になります。ですので頭から足まで真っ直ぐにした状態でトレーニング出来ているのかが重要なチェック項目になります。(詳細はご自身のパーソナルトレーナーにお尋ね下さい)
プランクを2-3分も維持する必要はないかもしれません。
先日「プランクを長時間やっていたら体が絞れてきたんです」という方がいましたがプランクでなくとも別の運動でも同じ変化はおきたかもしれませんね。
体幹トレーニングとは体があらゆる方向からの刺激に対して維持できる、背骨を支えられることが目的だとしたらどんなトレーニングにしても体幹トレーニングなっているべきです。
例えば腕を振った時に体は無駄に体が捻れていないか?足をあげた時、開いた時腰が開かないかなどがチェック項目なのでこれもパーソナルトレーナーにお尋ね下さい。
詳しく説明を聞きながらトレーニングしたいという方はぜひご連絡ください
赤坂・乃木坂のアスレチックトレーナーM3スポーツセラピー