足、膝、股関節を怪我すると痛みに負けてどうしても足を引きずって歩いてしまいますよね。
痛みのある患部を使わずに別の部分を使って痛みから逃げてしまうのはある程度は仕方ありませんが足を引きずるなど体重をシフトさせてしまう代償運動をする事によるデメリットも多く存在します。
先日も足首を捻挫したサッカー選手や股関節に違和感のある方にも同じようにアドバイスをしました。
痛みの連鎖足を引きずって歩くと脳が毎歩脳が記憶していきます。
脳が足のつき方や足の運び方で「こうすると痛い」という記憶をしていますが、逆にいうと「こうできないから痛い(通常に歩けないから痛い)」という事にも繋がります。
怪我があるので痛いのは当然ですが痛みに敏感に反応しすぎてしまうのもまた怖い事です。
こういった代償運動が続くと患部の痛みがなくなった後にも代償運動のパターンを治さなくてはいけません。
足を引きずったりする代償運動は重心の位置を逃す事です。本来かかるべき部分に重心が乗らないと行けませんが、別の部分に余計に負荷がかかってしまいま体重が掛かる事によってその別の部分に余計に負荷がかかってしまいます。
そしてその体重が余計にかかってしまった部位に 体重がかかりすぎることによってショック吸収能力を失いやがて怪我に繋がってくるので多少痛くてもゆっくり自分の体重をかけて歩くことが大切です
初めはゆっくりの歩行に慣れてきたら徐々に歩幅をあげてかかるべきところに負荷がかかるように訓練していきます。
もし代償運動に慣れてしまうと余計なところに負荷がかかってしまい後で修正が必要になります 。(動きを修正するエクササイズをコレクティブエクササイズといいます。)
もし修正せずに日常生活に戻ってしまうとその代償運動が習慣化されてしまい 例えば足の怪我が腰痛につながってきたりも十分考えられます。昔の怪我が別の怪我に繋がってくる事も多くあります
痛いのは当然ですがある程度痛みに慣れる事も時には必要です。ゆっくりでも良いので左右均等に歩けるようにしていきましょう。
赤坂・乃木坂のアスレティックトレーナーM3スポーツセラピー