ラグビーワールドカップも始まって 世界から注目が集まるようになってきました
ラグビーやアメリカンフットボールのようなコンタクトスポーツで切っても切れない関係にある怪我なのが脳震盪です
脳震盪については様々な研究がされていますがまだまだその認識が広まっていない傷害のひとつです
ウィルスミス主演の映画(コンカッション, 2016)にもなりましたが アメリカの NFL で活躍した選手たちが引退後に脳震盪から後遺症で人生が早く終わってしまうような症状が出ている実話にあげられた映画でその深刻さが 映画で学べます。オススメです。
また昨年の夏には私の母校の高校野球の後輩が練習で頭部にボールを受けて頭蓋骨骨折という大怪我を負ったにもかかわらず数ヶ月も経たずに試合に復帰していてとてもびっくりしました
通常の対応なら半年近くは大事をとって試合は控えるだろうと考えていましたが高校3年生最後の夏の大会ということで出場してきました。
出場した判断にとても疑問が残ります。
サッカーや柔道のスポーツでも脳震盪というのは比較的日常的に見られます。
しかしその指導者が何も症状が見られないからすぐに復帰させている状況を見ると全くその危険性が理解されていないのが 分かります
もちろんそういった状況の時には アスレチックトレーナーとしてストップをかけますがまず先に脳震盪の深刻さについて指導者が学ぶ必要があると思います
脳震盪のトピックについては非常に長くなりますので少しずつ実例を挙げながら 書き留めて行きたいと思います