マラソンなどランニング、サッカーでは比較的多く見られる慢性の怪我である腓骨筋腱炎は長期化しやすい傾向にあります。
腓骨筋腱炎とは?
文字通り腓骨筋の腱の炎症です。
ランニング、サッカーなど慢性的にストレスがかかる事で少しずつ疲労が溜まり、ショック吸収が出来なくなってくると徐々に炎症を起こして痛みとして出てきます。安静していてもなかなか痛みが引きにくいものです。
ランニングの初期段階やペース、距離を伸ばして行ったとき数日後に出て来ることが多いようです。(初めはお尻や大腿部でショック吸収できたいたけど疲労によりショック吸収できなくなってきて最終的に1番弱い部分である腓骨筋に歪みが出てきたと考えます)
走っている時に痛みを足の小指の付け根(第五中足骨の茎上突起)で感じたり、サッカーならインステップで蹴る時に痛みを感じる人が多くいます。
段階にもよりますがジョギング程度で痛む人もいれば、歩くだけでも痛みを感じる人もいます。対処は重症化してしまう前に早めに行いましょう
様々な原因が考えられますがいくつか考えてみましょう
回復が不十分である
ほかにどんな理由があろうと痛みが出ている時にはほぼ必ず疲労は溜まっていて身体の筋肉はショック吸収出来る能力が低下しているでしょう。
お風呂に入って全身血行を良くしたり、ストレッチをするだけでも腓骨筋腱にかかる負担はいくぶん減少させられます。聞くとお風呂に入る習慣はあるけれど5分、10分という人が多くいますので最低20分はお湯に浸かってください
お風呂に入る時には痛みがある方の足はお湯につけてしまうと炎症が広がる可能性があるので避けて下さい。
ストレッチは1日に数回行うと効果的です。
ストレスポールを使うと他にも使えるのでセルフコンディショニングとしてはとても便利です。
またドクターエアのように振動を起こす機械だと筋肉の動きを動かしやすくしてくれる為に更に効果的です。
またこのような足裏のマッサージ機もオススメです。
扁平足である
扁平足について自分で治そうと思うと専門家でも出来る場合と出来ない場合があるため一般の人が扁平足を自分で治そうと思うには難しいです。
しかし扁平足であるなら痛みが出やすい、負担がかからないようにセルフケアをしましょう。
靴や走る環境(地面、距離、スピード)が最近変わった
事故やアクシデントでなく、徐々に痛くなる慢性の怪我をした時は環境の変化が数日以内にあるでしょう。
「靴が自分に合っていない」、「コンクリートを走るようになった」「レースに向けて距離やスピードを上げた」など運動する環境を変えると組織が対応出来ないと当然痛みに繋がってきます。
疲労が溜まる事が原因なので回復は積極的に行いましょう
M3スポーツセラピーではこう考える
筋肉が数多く存在している中で隣接する部分では各々の筋肉が収縮、伸張を適切にしなければなりません。
しかし隣接する筋肉は動く方向や機能が似ている為同時に動いてしまいがちです。
できる限り別々に動かせるようにしたら細かい動きが出来るような気がしませんか?
筋肉同士の間や表層部の動きを良くする事で細かいコントロールが可能になってきます一般的にはない身体をコントロールしやすくなる感覚を是非ご体験下さい
赤坂・乃木坂の怪我予防のアスレチックトレーナー
M3スポーツセラピー