朝起きて首が寝違えた経験は誰にでもあると思います。
おそらく寝方が悪かったのだと思いますが自分にとって無理な姿勢が長時間続いたものだと思われます。
首が回らない状態が続くと視界が狭まり車の運転時にはとても危険になりますよね。
また首がねじれないと腰を捻ることになるので長時間に寝違えた首が長引いてしまうとひょっとしたら腰痛の原因にもなるかもしれません。
人によって様々な原因が考えられると思いますが主に大きな関節である首や背骨や肩甲骨が動くことで回旋の動きを作っています。
首がしっかり動いて背骨がねじれて肩甲骨が動くことによって背骨の回旋の動きを作っているのならそれらの動きを回復してあげれば首の寝違えはきっと取れてくるものと思われます。
特に首の下辺りの背骨が動けないと当然首に影響が出てきます。
首はスマホネックとも昨今では言われていますが長時間首を倒していたりすると首の後ろの筋肉は前方に倒す頭を支え続けていることになります。
頭はもともと4 kg 5 kg ぐらいの重さがあるので細い首の筋肉で頭を支えようとするととても負担がかかります
そのためには頭の重さを重心で支えるようにすることが大切ですが頭も腕も体も日常生活の中では常に動いていたりするので動きの中でその都度動く重心をコントロールできるような姿勢づくりが大切です。
寝ている時、座っている時、立っている時など静止の状態の姿勢ではなく動いている時の姿勢(動的姿勢)。
それを解決するには動いた時に首や頭を支えられるようにトレーニングすることが必要です。
毎日スマホなどの影響で首が長時間同じ姿勢でいたりすると特定の筋肉ばかり過活動になり、使っていない筋肉はますます使われなくなってしまいます。
当然使われない関節は硬くなってしまいますので首にも肩にも背中にもアンバランスが生じてきます。
アンバランスが生じた首で悪い姿勢で1日寝たりしているとどうでしょうか?
負担のかかっている筋肉や関節は悲鳴を起こし、翌日痛みを訴えているのかもしれません。
枕が合っていないのであれば書いてあげることも必要かもしれませんが、まずは自分の生活習慣を長時間同じ姿勢でいたりしないか、または運動不足になっていないか、自分のからだの声を聞いて予防のトレーニングやケアをしていきましょう。
赤坂・乃木坂のアスレティックトレーナー
M3スポーツセラピー