#49 思春期の膝の成長痛み〜オスグット・シュラッター病〜

中学生から高校生ぐらいのスポーツ選手にはよく見られることですが膝の成長痛オスグット・シュラッター病というのがあります


中学生ぐらいになると年間10 CM 以上身長が伸びることがありますが 骨の伸びるスピードが速すぎて同時に筋肉も伸ばされます。


特に最近の中学生は昔に比べると身長が伸びるのがとても早いので、そのぶん運動量が多いと筋肉にも負担がかかり、柔軟性がない筋肉だと 当然骨にかかる負担というのは増えていきます


大腿四頭筋の中の大腿直筋という筋肉はまさに骨が出っ張っていて隆起していますが あまりにも筋肉が骨を引っ張る力が強すぎると剥離骨折といって筋肉が骨ごともぎ取ってしまうような剥離骨折が最悪おきてきます。

こうなってしまうと数ヶ月運動が出来なるなるので絶対に避けなればなりません。


特にスポーツで進学を目指している学生は中学校の頃から激しい運動をしているので セルフコンディショニングのやり方を習っていないと疲労がどんどん蓄積していきます


中学生ではすでに190 CM の高身長の選手がいますが筋肉が筋肉や神経がそのぶん発達していないと骨にかかる負担というのは骨の長さが長くなるだけ当然負担がかかります。


痛くなってしまうと最悪剥離骨折ということが考えられますので運動量を抑えなくてはならなくなります。


ジャンパーズニーと言って膝の同じ部分が痛くなるのはバレーボール選手に多く見られるのでジャンパーズニーと言われていますがこの症状も基本的にはオスグットシュラッター病と同じです


患部を冷やしたり大腿四頭筋を緩めたりしてケアしてくださいというようなアドバイスが基本的にありますが最終的に痛みが出ているのがその膝の部分なので、大腿部全体もしくは臀部、膝など機能が不全になっていることが問題です。

または運動自体が高いのが原因かもしれません。


痛みが入って寝ている時にはアイシングなどをして痛みのコントロールをするのが最適ですがそれと同時に なぜ膝に負担がかかっているのかというのをアセスメントする必要があります


アスレティックトレーナーなどの専門家がスポーツの現場に入ればいいですがなかなか自分では評価をすることが難しいです


前述したとおり何らかの原因で膝に負担がかかってきて最終的に痛みが出ているのが膝なので行って問題はきっと別にあるでしょう


よくスポーツ選手にはアドバイスをしますが こういった症状の時にはまずセルフケアを促します。


ストレッチポールをなどをして筋肉を緩めたり アイシングをして 患部の痛みのコントロールを行ったり 特にお風呂に入って 血流良くするように促しますがお風呂に入っているからといって5分、10分のものではなく、15分から20分ぐらいゆっくりとお風呂に浸かることが大切です。


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