怪我をして別の部分まで痛くなった事はありませんか?
痛みが増えてくるだけでなく、例えば足首を捻挫した後に腰が痛くなってくると言う事はよくあります。
痛みを避けて反対側に体重を乗せていたら反対まで痛くなったと言うのはよくある話です。
人は違和感や痛みがあるところばかり意識をしてしまいますが痛みというのは最終的に感じているというだけで原因は違ううところにあるかもしれません
右足をくじいた時のことを考えてみてください
足をひねった側で体重を支えにくくなりますよね。
右足をくじいてしまったら体重を左足に乗せるために左側に負担がかかりやすくなります
また右足に体重を乗せたくないために右足を前へ踏み出そうとする時に腰の筋肉で足を持ち上げるように前へ進みます
この時に痛いのは足ですが 足首が治った後に実は腰痛などを訴える方がとても多くいます
右足首の捻挫が別の2次的な痛みに発展していった結果です
このような2次的な痛みを防ぐためにも怪我をしている間にアスレチックリハビリテーションで可動域や筋力または感覚といったシステムを回復していくことがとても重要です
人間は違和感で身体がうまく使えなくなるところが増えると一点で体重を支えようとする結果、筋肉がエネルギー切れで衝撃をショック・吸収ができなくなり違和感を訴えることがとても多いです
また腰が痛い原因は股関節の可動性不足にあることも非常に多いです
股関節は前、後ろ、横、捻れ(回旋など様々な動きをすることができますが可動域に制限があると「股関節で動くべき範囲」を腰で強引に補おうとする動きが見られます
腰痛の原因は様々ありますが股関節の可動性不足による腰の痛みというのは多々見られます
腰が痛くても腰をストレッチしてもマッサージをしても治るわけではなく、股関節のストレッチやセルフ・マッサージをすることで痛みが取れてくることは多くあります
ということからセルフケアでは痛いところばかりにフォーカスしてセルフマッサージやセルフ筋膜リリースを行うのではなく身体全体をケアするようにしていきましょう
参照: #42足首捻挫とリハビリテーション http://m3sports-therapy.tokyo/archives/2127
また一般的な疲労回復睡眠や入浴をしたり体を温めたりすると血液循環が良くなりから痛みの緩和に繋がってくることがとても多くあります。
睡眠不足だと本来回復できる身体も回復をすることができません。
怪我を治したいと考えたら栄養不足、睡眠不足では治るものも治りにくくなります。
昨日・今日のトレーニングで蓄積した疲労はその日のうちに取り除いておくことがキーポイントになります
赤坂・乃木坂のアスレティックトレーナー M3 スポーツセラピー