走っていて、スポーツしていて「あれ、やっちゃったかも?」という瞬間はありますよね。
過去に同じ怪我をしたことがあったりすれば以前の怪我と比較して同じ場所、同じようなメカニズム、同じような痛みの種類であれば比較することができますが、怪我をしたことのない人は不安になったりするものです。
あれ、やっちゃったかな?と思った時のセルフチェック(膝のチェック方法)の仕方です。
(基本的には怪我をした時には整形外科で診断してもらうと安心することができますので医師に従ってください。診断を受ける前のセルフチェックとして参考にしてください。)
例えばバスケットをしていて方向転換の時に膝がおなしな方向へ捻れることはスポーツをしていてあることです。途中でプレーをやめてみたけど膝に痛みがある。さてどうしよう?
体重をかけてグリグリ捻ってみる
もし体重をかけて方向転換した時に膝の奥の方で「引っかかる」、痛みがあるなど感じて体重をかけずに膝を捻ってみたら同じような痛みを感じない場合はプレーを中止した方が懸命です。(半月板を怪我している可能性がありますので整形外科を受診して診断を受けることをお勧めします
膝の内側に痛みがある
a. 急激に捻ったりしたわけでなく徐々に鈍い痛みがある場合:例えばランナーが走っていて膝の内側に痛みがあり膝を曲げたり、伸ばしたりランニング中に痛みを感じることがあります。
ランナー膝と呼ばれる鵞足(がそく)炎というのは可能性はあります。
膝の内側で3つの筋肉(半腱様筋、薄筋、縫工筋)が同じ膝の場所に付着しています。
その部分を鵞足と呼びますが上記の3つの筋肉が何らかの原因で強く短縮することがあり知らず知らずのうちに小さなストレスをかけることがあります。
どうしたら良いか?
膝が痛い場合、膝を触ってしまいがちですよね。もちろん膝に何かしら問題はあるのかも知れませんがお勧めなのは膝にかかる負担を軽減される方法です。例えば走っていて着地するときは膝以外にもお尻の筋肉やふくらはぎでもショックを吸収します。もしくは胸のストレッチをすることでランニングフォームの効率化に繋がって結果的に膝にかかる負担を減らすこと後できるかも知れません。運動しているときには全身で動いているために全身のコンディションが良くなれば膝にかかる負担は少なからず減少してくれるでしょう。特に手軽にできるふくらはぎのストレッチ、お尻のストレッチ、腿前のストレッチなどをして再度ランニングしてみましょう。
少し走っていて見て、ストレッチ前と比べて見てください。調子よく走れたら、今度は違う場所を伸ばしてみてまた走って見ましょう。
徐々に違和感が減っていればやっているケアは正しいでしょう。
ここでやるストレッチはゆっくり伸ばしてみてリラックスしながらストレッチ感がなくなるまでやってみてください。少し伸ばしただけではリラックスするという信号が脳なら出るのに不十分です。
2-3分一回のストレッチでかけてみても良いかも知れません。
膝以外の部分でショック吸収できる部分が増えれば膝にかかる負担を減らせるかもしれません。
痛みを感じたまま走り続けるのは(アスレティックトレーナーとして)オススメはできませんができるだけ痛みをない状態を作れるようにサポートしたいと思っています。
b. 明らかに膝を内側に捻った場合もちろん程度によりますが、内側側副靭帯(MCL)の靭帯の捻挫も考えられます。
特に写真のような部分に痛みがある場合は考えられます。→膝を30度程度曲げで膝を内側に倒してみる軽く靭帯に負荷をかけてみて左右の違いを感じてみましょう。
どうしたら良いか?
先ずはゴールデンルールでRICE処置に従い氷で冷やして痛みをコントロールしましょう。詳細ブログはこちらhttp://m3sports-therapy.tokyo/archives/1934
2-3時間ごとに15-20分程度痛みのある部分を氷で冷やしましょう。数日たって痛みが減ってきたら徐々に歩いたり、ジョギングができたらはじめてみましょう。膝への負担を減らすためにもストレッチは欠かさずに行います。
1-2日は安静にする。
セルフチェックとして参考にしてみて下さい。
程度がひどい、すごく気になるといった場合は整形外科への受信をオススメしますがストレッチやトレーニングをすれば大丈夫ですよと医師に言われた時はぜひ専門家へお問い合わせください。
部位ごとのケア、運動などアドバイス致します。
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