# 28 腰痛患者の特徴的な歩き方

腰痛は多くの人が抱えていますが老若男女どんな人にも共通しています。

約25%が6ヶ月以上のケアが必要になっています。[1]


腰の不調は様々な原因があり、同じパターンの繰り返しが現場レベルではよく見られています。毎日運動するレベル・負荷にかかわらず同じ筋肉群が常に過剰に働いていると身体のバランスが崩れてしまい身体の重力を自分自身でコントロールできなくなってしまいます。結果的に腰に多くの負荷が掛かることで違和感を感じてきます。


#1   腰の痛み ケースレポートhttp://m3sports-therapy.tokyo/archives/1522

#24 腰の痛み http://m3sports-therapy.tokyo/archives/1941
我々アスレティックトレーナーはこういった身体の違和感を腰自体の問題(ヘルニア、分離症など)と別の問題で(たまたま)腰に違和感が出てきている場合と様々な評価をしていきます。

姿勢、可動域、筋力テストなど多くのテストをしていきますが歩行の評価も大きな要素になります。


毎日8000程度歩く首都圏の人は8000回同じパターンを繰り返す事になりますので負担のないように歩く人は8000回よいパターンを繰り返し、痛みを抱えて歩く人は8000回悪いパターンを繰り返していきます。

人によってどの筋肉を使いすぎで使わなすぎなのかは違いますのでアドバイスも異なってきますが腰痛を患者に特徴的な歩き方というのがあります。


腕、脚の振りのパターンが効率的でなく骨盤が捻れる角度が多いようです。

骨盤帯が大きく振れるということは背骨の捻れが多いという事になるので腰の筋肉が多く使われるという事になるので当然腰の違和感に繋がります。


正しく体幹トレーニングをしよう


インターネットで検索すると多くのエクササイズが出てきますが見よう見まねでやっても全く目的を達成していないのことが多くみられます。

目的は「エクササイズをすること」ではなくて、「背骨の動きが動きすぎるのを抑えるため」だったり「正しい関節の位置を覚えるため」だったりその人の状態によってトレーナーが教えてくれます。

またエクササイズをすることでその場でも実感があるのがよい体幹トレーニングであるはずです。

一生懸命に体幹トレーニングをして汗を書いたのにトレーニングを終わって歩いてみたら効果を感じない。

最悪の場合エクササイズをしたら痛みが増してしまったなんて事はあってはならない事です。


テレビや雑誌で「体幹トレーニング」という名前が一人歩きしてしまっているので体幹トレーニングといえば、このトレーニングみたいなものが存在していますが実際にトレーニングというのは「足りないものを補うもの」であり、「必要なものを増やす」ものです。

歩くことはとてもよいトレーニングですがその歩行にとって必要なものを補うのがトレーニングなので基本的にはエクササイズを終えた時には使えてなかった筋肉が使えるようになるので歩きとしては楽に感じられるはずです。


そして日常生活で行う動き全てが「体幹トレーニング」になり、ジムでのエクササイズも同じかもしれません。

体を安定させて始めて力の出力が上がるからです。


ベンチプレスやチェストプレスは背中に台があるのことで体を安定させています。台がなかったらどうやって重りを持ち上げますか?

普段意識していないのでベンチプレスやチェストプレスは胸のトレーニングとして位置付けられてしまいますが、実際には「身体の安定」+胸のトレーニングになります。


腰痛の予防、防止のために始めたトレーニングが効果が出ていますが?また腰とは関係ないと思っていた別の部位のトレーニングが実は腰痛の原因になっている可能性もありますので近くのトレーナーに聞いてみてください。


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